2015年3月9日月曜日

ウィーンの旅 PartⅡ⑨ 一人旅 2013年10月14日(月)午後

更新また遅くなりました!
いよいよ、ウィーン最終日の午後です!
楽友協会見学ツアーとウィーン大学の回廊がメインでしょうか?
いざ!




ホテルの最寄駅 シュテファンプラッツから
地下鉄U1ですぐ、カールスプラッツ駅に到着。
向って左手の建物が目指す楽友協会です。






こちら、カールスプラッツ駅舎の、向かい合うもう半分
ユーゲンシュティール
泣く子も黙るオットー・ワーグナー作
U1線で来ましたが、ここは大きな駅で
地下鉄U4線と交わる駅。
U4線といえば、駅舎はこの緑と白ですね。






カールスプラッツ駅の南。
万歳しているようなカールス教会。
マリア・テレジアの父、カール6世がペストの鎮静を祈願して建立。
バロック建築の巨匠、フィッシャー・フォン・エアラッハと
その息子ヨーゼフにより1716年-1739年
今回は周り、紅葉が始まっていました。





前回見学ツアーに遅れたので、
今回は相当早い時間に来ています。
でも、一応先に時間など確認に回ります。
こちらが正面。木と木の間が正面玄関。
雪のシーズンではないので、昨年とは違い
玄関上に雪よけ屋根は出ていません。







横断歩道を渡って正面玄関へ行ってみます。





これが閉まっている正面玄関です。
ニューイヤーのウィーンフィルコンサートの時は、
皆さんここから入場ですね。





2013年オクトーバーの
楽友協会のカレンダリウムです!
ふむふむ・・・ はて?






ガイドツアーは裏に回りなさい、だって。





昨年、マツとこの辺りチョロウロしたので、
一人でも迷わず裏へ行けます。
楽友協会の建物のお隣、
芸術家の家の一部







HOTEL IMPERIALの裏手。
夜、ケルントナー通りを散策中、
このホテルのロビーをチョロウロしようと
正面玄関へ向いましたが、ドアボーイがいて、
いちいち宿泊客をチェック?していたので、
中へ入る勇気ありませんでした。





そうして、前年マツと恐る恐る入ってみたこの扉を
今回は堂々と入って、見学ツアーのチケットを早々に買いました。
「時間少し前にここに来るよう」云われました。






さて、ツアーまでに時間あるので、周辺を見ます。
特にカールス教会を見ます。
ガイドブックには、内部が見れる、天井画修復中で
見学者も天井近くまでパノラマエレベーターで
上れる、とあったのですが・・・





そうして、近くに見えるこの豪華な建造物。
ホテルだろうと思うのですが・・






とっても晴れていた午後だったのに、
カールス教会敷地内に入ると
肝心の教会は陰になって綺麗に撮れませんでした。





教会だから中に入れると思ったのですが、
ぐるっと回って裏手のドアだけが開いていましたが、
中へは、料金徴収のおばさんたちがいて、
様子がわからず結局入らずじまいでした。
もう少し教会に慣れないとね・・






ま、カールス教会内を見て回れるほどの時間もありませんで、
楽友協会内見学ツアー開始です!
ロビーに集まるとオペラ座とは比較にならない少人数。
チケットのチェックもなく、時間少し過ぎてから開始。
これだったら、遅れた、と思ったあの時でも間に合ったのかも。
ブラームスの間







ニューイヤーコンサートでお馴染みの楽友協会大ホール
通称黄金ホール
テオフィル・ハンセン設計





ホテルで充電したはずなのに、
この辺りでバッテリーが怪しくなり、
画素数落として撮影してます。
ホールの後ろ部分。






立っている女性が楽友協会のガイドさん
大ホールと言っても音響の関係から
そんなに広くはありません。
オペラ座とは大違いです。





壁に沢山の有名な音楽家の彫像があり、
ガイドの女性が名前当てクイズを出しています。
これは、ニューイヤーコンサートの時、
必ず大写しにされる女神像





ここには音楽家の彫像写っていませんね。
シャンデリアも綺麗です。




天井
本当に黄金の間ですね。






ガイドツアー時はこの椅子に腰掛けて話を聞きます。
意外に質素で固い椅子です。
後方、TVカメラが見えます。
これでニューイヤーコンサート撮影してくれているんですね。





これが、私の腰掛けた椅子。
生涯に多分たった一度座る事の出来た、
楽友協会大ホールの椅子です!
また、見学ツアーに来たら別ですけどね。





こちらは、桟敷席。
椅子はてんでんバラバラ。
ここにロジャー・ムーア夫妻が座っていたのを覚えています。





てんでんバラバラの桟敷席にもテレビカメラありました。
ニューイヤーコンサートの予約は、
ネットのみで、しかも2年だか3年待ちとか。
本当でしょうか?
本当でしょうね。






さて、次に向ったのが、こちら。
グラスホール
色々な催し物場らしく、子どもの為の・・という英語は
聞き取れました。
上から見るのみ。





メタルホール
パーティなんかする・・って真ん中で手を広げている
若いガイドさんが説明しています。





ツアー終わって出てきたドアは脇のところでした。
オペラ座のような壮大なツアーとは
ちょっと違い、こじんまりしてました。
百聞は一見にしかずではあります。





楽友協会出てきて目にするのは、
芸術家の家の側面。
芸術家の家はまだ正面あたり修復中でした。
いつになったら完成するの?
中、入れたのかなぁ?





立ち去る前に、足元を見ると
色々な音楽家の記念板が!
シューベルト
前年、ウィーンの森半日ツアーで
シューベルと縁の建物に行った時、
ガイドさんがシューベルトに似ていますねだとか云っていましたが、
馬鹿を云ってはいけません!
単に眼鏡とクルクルしていた短髪だけで
言っていましたね、あなた!





さて、正面の道に出てくると居ました!
楽友協会を撮影している観光客が!
上手く撮れましたか?





芸術家の家。
向こう側まだ幌かぶっています。
修復中?




こちらも芸術家の家の一部
後方はホテルの裏。
この辺のホテルは世界でも一流で
お金持ちしか泊まらないでしょう。





横断歩道を渡って、またカールスプラッツ駅舎。
前年はこれを見たくて来たようなものでした。





こちら一対の片割れ。
ワーグナー展示室になっていて、
第一日曜日は無料だそうですよ。




さて、近場のウィーンミュージアムクウォータ(MQ)へ
向かいます。
MQは現地ツアーの集合場所によく指定されます。
現地ツアーの集合場所といえば、
アルベルティーナ広場かここMQです。





美術館群との事ですが、行った時すでに
午後4時近くで閑散としていました。
もしかして休館日だったのかな?





いきなり中庭側から入ってしまったので、
何か違うなぁと感じつつ。
これが、前年マツが行きたがっていたレオポルト美術館。
前年はクリムトイヤーだったからね。





更に奥に進むも、人はこんな風にまばら



ここが中庭の中央にあたるのかな?
これがもしかしてクンストハレとかいうところ?
クンストハレ内のカフェの内装に見るべきものありだったけど・・





こちらが奥にあるMUMOK
ルートビヒコレクションのある近代美術館





MQに来た訳は、実はここにあります!
これ、ウィーン建築センター
ウィーンに来る前ネットで色々検索していて
ここのウィーン建物見学ツアーで
ガソメーターやらカール・マルクスホフなど知ったのです。





で、さぞや素晴らしい建造物の中にあるのだろうと
想像していて拍子抜け。
この飾りで、判明!
MQはその昔、王宮の厩舎だったところ。



ここがウィーン建築センター
ここの並びのドアというドアを押して中に入ろうと試みる。





唯一開いたドアから覗くと、中、こんなでした!
なんだ、こりゃー!!
想像していたのと全然違った!
ここでやっている建築ツアーはある程度の団体客用で、
個人で参加できるツアーがある訳ではなさそうでした。






建築センターというからさぞ凄い建物だと
勝手に想像していたからがっかり度も凄い。
仕方なく、クンストハレ内のカフェだかを探す為
MOMAKの横の階段を上らず左手のエレベータで
上に行く。





上った先に確かにカフェあったけど、
事前に調べて行った内装とは違う。
ま、今回は夕暮れも迫っているので、スキップ!
ここは階段上ったところ。






MQは何だかよく解らんと表側に出てきました。
これが元厩舎だったMQの正面
ガイドブックには月曜日休みとは書いてないし、
夕方17:30-18:00くらいまではやっているらしいけど・・?






ま、ウィーンの美術館巡りは、
またマツとでも来る事として、
MQをそのまま北上するとそこは美術史博物館なのです。
太っているマリア・テレジア像の後ろ姿






残念ながらマリア・テレジア像は正面からだと
腕が悪くていつも陰になって真っ黒。
今回は横から、パチ!






流石に美術史博物館の敷地には観光客が居ますね。
前を行くこの二人も半端なく背が高いです。
見える景色も違うんでしょうね?






さて、美術館の前でトラムに乗り、
更なる目的地へ向います。
ツザマンのガイドさんの居る、国会議事堂。





ガイドツアーに参加できなかった市庁舎。
ここは見たかったですね~。
裏側に入り口があるんだもんな~。
表のドア全部押したり引いたりしてたから
遅れたのよね~。






トラムが大きな駅に止まります。
リンクの南角あたり。
降ります! ピョン!





そう! ここウィーン大学!
一気に若い人が多くなります!






大学関係者しか行き来していないようですが、
歴史的建造物の赤と白の旗があるので、
かまわずずんずん行きます!





学生がたむろしています。
チョロウロ~リストは、かまわず、ズンズン!





中庭です!
この回廊が見たかったのです!
今となっては勘違いと思うのですが、
何かのガイドブックにここの回廊が
映画『シャレード』に使われた回廊だと。
ここを見ずには帰れないとばかり、来ました!





中庭。中央に池?泉?噴水がある。
見てこなかった。あとの祭り。





中庭の周りの回廊
そうそうたる方々の彫像があります。
フロイトやブルックナーなど




若い学生が多い中・・・
教授でしょうか?





シャレードの回廊ではないけれど、
こちらはこちらで素晴らしい回廊です!
いいなぁ、回廊のある大学!





ここウィーン大学は、1365年ルドルフ4世によって
創立されたドイツ語圏最古の大学。
9名のノーベル賞受賞者を輩出した名門。





154の大学ゆかりの像と記念碑があるんだそうです。






回廊を一周した最後にブックフェアやっていました。
うらやましいです!





正面玄関入った所
ウィーン大学、ルネッサンス様式
実はここの講堂と図書館が素晴らしいらしいんです!
図書館は2015年のウィーンフィルニューイヤーコンサートの
バレエシーンで登場しましたね。






さて、夕闇迫る中、次はお隣の
ボティーフ教会へ回ります!



う~む・・
扉閉まっている。






白い尖頭が美しいってこれですね!





1853年、皇帝フランツ・ヨーゼフ
暗殺に遭遇するも無傷で生還。
神のご加護に感謝して弟のマクシミリアン3世の
呼びかけで1856年~1879年に建設。




フランスの大聖堂を手本にした
ネオゴシック様式。
ウィーン大学を設計したフェルステルが手がける。





う~む・・





同じく中へ入るドアが見つからないのか、
観光客が記念撮影していました!





ドアというドアには何か張り紙してありますね。






ネオゴシックの尖頭
シュテファン寺院の尖頭に比べるとちょっと太ごついですかね?
そこが、ネオゴシック?





裏手。閉まってる。






ぐるぐる回ってみるとここもかなり大きい教会です。





道を隔てたお隣はホテル。
ここも交通の便いいですね。






修復中のようです。






看板が沢山ありますが、
工事費出しているのでしょうか?
あまり美しくないのが玉に瑕。






こちらの教会はシュテファン教会と違い
広い敷地にありますね。
寄付沢山得られたんでしょうかしらね?






夕方、やはり職業的物乞いの女性が現れました。
もう暗いし、中には入れないしで、後にしました。
教会は機会があったら、今度また! です。





さて、一夜明けて出立の朝。
ずっと、Don't disturb でベッドメイキング
してもらわないで過ごしたので、
チップはこれだけ。






BILAなどのスーパーやら
屋台で買った水はこの3種。
スーパーが一番安いです。
屋台では、倍額です。





ホテルを出て、Sバーンで空港へ!
空港へ向うあたりって、どこも工場地帯なんですね。

Sバーン、検札しっかりありました。
リンク内のトラムでは、検札なし。
前年、ガソメーターに行った時の地下鉄は、検札ありました。
検札の人が来たら、車内の空気が一瞬に変わりましたよ。

Sバーンでの検札。
隣のマダムは切符持っていませんでした。
ウィーン市内の電車賃は観光客で持っている?





空港に着いたら、成田行きは東京台風で遅れているとの事。
午前11時代について、ウィーンを後にしたのは、
夕方6時過ぎ。
待っていたロビーからみた夕日。






沈んだ瞬間を見ました!
この後、日出る国へと帰りました。

台風で遅れたので、帰りは、通常よりも速度上げて飛んだんですよ。
通常かかる時間より、1時間半ほど短縮で帰還しました!
そんなこともありなんですね。

待っている間の飲み食いも12ユーロまでは只でした。
とても貴重な経験をした、ウィーンの旅Ⅱでした。
Ⅲも実現できるといいなぁ・・

ウィーン大好き!
ご精読ありがとうございます!




















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